テレワーク(在宅勤務・リモートワーク)でPC作業やオンライン会議が増え、眼精疲労に悩む人が増えています。
疲れた目では、表情が暗くなり、顔全体の印象も不健康になりがちです。
ハーブを使って、”生き生きした目元”を取り戻し、明るい表情をキープしましょう。
目のトラブルを改善するハーブなどを利用した、疲れた目ケアを紹介します。
目のトラブルを改善するハーブ
部屋に閉じこもり、座ったままの姿勢で長時間パソコンやスマホに向き合いつづけると、目の疲れや疲労感、頭痛などが起きる可能性があります。
また、リモート会議で液晶画面を見る時間が増えるのも、目を酷使する原因になります。
ときどき窓の外の遠くの景色を見るなどして、目を休めることが大切です。
ハーブのなかには、目のトラブルを改善するものも存在します。ハーブの自然な香りは、目の疲れだけでなく、ストレスも減らす効果が期待できます。
目のトラブルに有効なハーブ
チャノキ:鎮静作用と充血を治す作用もあり、眼の疲れを癒します。
ヤグルマギク:アントシアニンを含み、眼精疲労など目のトラブルを緩和します。
ローマンカモミール:目の疲れを癒す効果も期待できます。
トルメンティル:目の炎症を癒すといわれています。
アイブライト:目の疲れ、目の痛みやかゆみ、結膜炎やものもらいなどを緩和。
アニスシード:目の疲れや炎症を鎮める作用があります。
ブルーマロウ:充血など目の炎症をやわらげる効果が期待できます。
スイートクローバー:目のトラブルを改善する働きで知られています。
セイヨウオオバコ:眼の炎症や結膜炎の症状が緩和します。
眼精疲労を癒すハーブのケア
ハーブを煎じ液の湿布は、目の疲れを癒すのに向いています。
目の疲れや充血を解消するアイブライトの温湿布
アイブライトの温湿布です。
その名の通り、アイブライトは、目のかゆみ、充血や炎症、目の疲れといった眼のトラブルを治す作用があります。
アイブライトのインフュージョン(浸剤)は、洗眼にも使うことができます。
このレシピの材料
アイブライト(ドライ) … 10~20g
水 … 500ml
所要時間:30分 保存期間:1週間
保存容器と用具
計量器
ティーポット
茶こし
保存容器(500ml用以上) ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう
※浴室で使う場合は、割れてケガをしないよう、ガラス容器は避けましょう。
※ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。
作り方
- ティーポットにアイブライトを入れ、熱湯を注ぎます。
- 蓋をして、1時間ぐらいそのままにします。
- 40°ぐらいに冷めたら、茶こしでこし、洗面器などに入れます。
※洗眼に使う場合は、できあがったインフュージョンを保存容器にうつします。
使い方
- インフュージョンにタオルを入れてしめらせ、よく絞ります。
- 目を閉じ、まぶたの上にタオルをのせて、5分ほどそのままにします。
保存方法
冷暗所で1週間保存できます。
目のかゆみや充血を改善するブルーマロウの温湿布
抗炎症作用と抗菌作用のあるブルーマロウのインフュージョン(浸剤)の温湿布です。
目の炎症や眼精疲労を癒すアニスシードの温湿布
スパイスで知られるアニスシードは、眼精疲労や炎症を鎮める働きがあるといわれています。
アニスシードの煎じ液の温湿布は、目の疲労感を軽減する効果が期待できます。
このレシピの材料
アニスシード … 10~20g
水 … 500ml
所要時間:20分+1時間 保存期間:1週間
保存容器と用具
計量器
小鍋
茶こし
保存容器(500ml用以上) ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう
※浴室で使う場合は、割れてケガをしないよう、ガラス容器は避けましょう。
※ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。
作り方
- 鍋に水とアニスシードを入れて中火にかけます。
- 沸騰したら火を弱め、15分ほど煮出します。
- 火を止め、40°ぐらいに冷めたら、茶こしでこします。
使い方
- このインフュージョンにタオルを入れてしめらせ、よく絞ります。
- 目を閉じ、まぶたの上にタオルをのせて、10分ほど湿布します。
- タオルが冷えたら、再びインフュージョンをしめらせて温め、繰り返します。
保存方法
冷暗所で1週間保存できます。
カモミールのインフュージョンの温湿布
カモミールのインフュージョンの湿布は、眼精疲労を癒すケアに有効です。
優しい香りに包まれて、心もリラックスします。