ブルーマロウは、和名がウスベニアオイのハーブです。
ハーブティーとして人気があり、お湯を注ぐと、鮮やかな青色になり、そこにレモンを浮かべるとピンク色に変色します。
昔から民間療法で用いられていたハーブで、喉の痛みや気管支炎、胃炎に効果があるとされています。
ブルーマロウの美容効果
ブルーマロウは、保湿、鎮静、抗炎症作用で知られ、外傷から皮脂膜を保護して修復する働きがあります。
ブルーマロウのインフュージョン(浸剤)は、スキンケア、ヘアケア、アイケア、口腔ケアで大活躍。
これをフェイスローションにすると、乾燥肌や傷んだ肌を修復し、保湿します。

カサカサ乾燥肌にハーブの手作り化粧水とパック
美容大国モロッコの手作りコスメ、乾燥を防いで潤いを取り戻す化粧水とパックの作り方の紹介です。マリーゴールドやカモミールなどのハーブを使ったローション、アルガンオイルとローズウォーターの保湿化粧水、ガスールのパックなど簡単にできるケアです。

牛乳の手作りクレンジングで汚れすっきり
美容大国モロッコの手作りコスメ、牛乳を使ったクレンジングの紹介です。牛乳に含まれるカゼインと酵素は、古い角質を取り除き、なめらかな肌をよみがえらせる効果が期待されます。バラやブルーマロウ、はちみつを加えた拭き取りローションでもっちり潤い肌に。

モロッコ秘伝の手作りガスールで潤いのある肌に
モロッコ美容の必須アイテムの粘土(クレイ)ガスールに、ラベンダーやローズマリーなどのハーブ、アルガンオイルを加えた手作りガスールの作り方です。保湿、乾燥防止、修復、毛穴の引きしめ、エイジングケアの効果が期待でき、しっとりなめらかな肌に。
このインフュージョンのリンスは、ドライヘアや傷んだ髪に栄養を与え、コシのある髪にします。

傷んだ髪にハーブやはちみつの手作りヘアパック
美容大国モロッコの手作りコスメ、パサつくダメージヘアを修復してツヤ髪にするヘアパックの作り方です。ハーブや天然素材を使ったナチュラルなお手入れ法。タイムのリンス、ヨーグルトや卵黄、はちみつ、アルガンオイルのパックなど。エイジングケアにも。
炎症を起こして赤くなった目は、ブルーマロウのインフュージョンですすぐと症状がやわらぎます。

ハーブの疲れ目ケアで眼精疲労と目のトラブルを解消
テレワークが増え、眼精疲労に悩む人が増えています。ハーブなどを利用した、自宅でできる疲れた目ケアの紹介です。ハーブのなかには目のトラブルを改善するものも存在します。ハーブの自然な香りは、目の疲れだけでなく、ストレスも減らす効果が期待できます。

ハーブの手作りコスメで目の下のクマやたるみを解消
パソコンなどによる目の疲れ、自粛生活の運動不足やストレスは、目の下のクマやたるみの原因にも。目のトラブルを改善するハーブやモロッコの粘土ガスールを利用して、疲れた目と目元のケアを!ハーブやガスールを材料にした自然派手作りコスメを紹介します。
マウスウォッシュとして使えば、歯肉炎と口内炎に効果的。

ハーブの手作りケアで歯とお口の健康をキープ
美容大国モロッコの手作りコスメ、ハーブを材料にした口腔ケアを紹介です。クルミ樹皮の天然歯ブラシ、クルミの葉は口臭を防ぐ効果も。歯の黄ばみや歯肉炎にはセージ、タバコのヤニにはレモン、歯茎の出血にはショウブ、口内炎にはバジルやクローブなど。
ブルーマロウを植物油につけこんだインフューズドオイルは、ボディケアや傷の手当の手当て、日焼け後の傷んだ肌におすすめです。

切り傷や打撲にハーブやアルガンオイルのホームケア
美容大国モロッコの手作りコスメ。アルガンオイルやハーブを材料に、切り傷やすり傷、打撲や青あざを早く治すお手入れの紹介です。バジル、クローブ、ブルーマロウ、ヒソップ、マリーゴールドで作るカレンデュラオイルは傷の手当に。打撲用マッサージオイルも。
ブルーマロウの効能
ブルーマロウは、粘液質を多く含み、喉の痛みや腫れ、胃炎、膀胱炎などを緩和する働きがあるとされます。
ただし、妊娠中の人や、医師の治療を受けている人は、使用を控えるか、専門家に相談するのが望ましい。
ブルーマロウの特徴
草丈は60~200cmの多年草で、夏に赤紫色の花を咲かせます。
原産と生息地
寒さに強い植物で、かなりいたるところに生息します。特にフランス北部にみられます。
学名:Malva sylvestris
科名:アオイ科
別名:ウスベニアオイ
使用部位:花、葉、根
開花時期:5月~9月初旬
収穫時期:夏