ブルーマロウとカモミールの乾燥肌ローションの作り方

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乾燥しがちな気候のモロッコでは、肌の水分の蒸発を防ぎ、潤いを与えるケアが欠かせません。

スキンケアの基本となるのが、保湿効果が高いハーブの手作りローションです。

今回は、乾燥肌や傷んだ肌を修復する効果が期待できる、ジャーマンカモミールとブルーマロウのインフュージョン(浸剤)の化粧水を紹介します。

インフュージョンは、熱湯でハーブの有効成分を抽出した浸剤です。ハーブティーとして飲んだり、化粧水やリンスを作ったり、さまざまな使い方ができます。

ジャーマンカモミールやブルーマロウのような花や葉のインフュージョンは、ティーポットにハーブと熱湯を入れて成分を抽出して作ります。作り方はほぼハーブティーと同じです。

ジャーマンカモミールは昔から皮膚トラブルを改善するハーブとして知られ、特に乾燥肌やダメージ肌のスキンケアに適しています。

抗酸化作用と抗炎症作用に優れ、肌の荒れを改善し、赤みや湿疹を鎮め、紫外線などによるダメージを修復します。

皮膚細胞を再生する作用があり、健やかな肌を保つのに役立ちます。

ジャーマンカモミールの効能と使い方|美容効果のハーブ
モロッコ美容で使用する植物の紹介です。ジャーマンカモミールは抗酸化作用と殺菌作用にすぐれ、肌をなめらかにし、皮膚のターンオーバーを正常化する働きがあります。ニキビや炎症、日焼けを鎮める効果も。髪や頭皮の乾燥、フケを防ぎ、ツヤとうるおいを保ちます。

ブルーマロウの葉と花も、抗酸化作用、抗炎症作用などが認められていて、乾燥を防いで保湿し、皮膚トラブルを鎮め、老化を遅らせる働きがあります。

ムシレージと呼ばれる粘液質を含み、創傷治癒作用が高く、皮脂膜を保護して修復し、なめらかな肌をよみがえらせるのに役立ちます。

ブルーマロウの効能と使い方|美容効果のハーブと植物
モロッコ美容で使用する植物の紹介です。ブルーマロウは、抗酸化作用、抗炎症作用、創傷治癒作用に優れ、粘液質を含み、傷んだ肌や髪を修復して保湿する働きがあります。インフュージョンは、肌や髪のローション、目と口腔ケアに。傷や日焼けのケアにも役立ちます。

ジャーマンカモミールとブルーマロウのインフュージョンは、日常のお手入れに使いたいローションです。

 このレシピの材料 

ブルーマロウ … 2~5g
ジャーマンカモミール … 2~5g
水 … 250ml

所要時間:20分+1時間  保存期間:1週間

 保存容器と用具 

計量器
ティーポット
茶こし
保存容器(250ml用以上)  ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう

※ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。

 作り方 

  1. ティーポットにジャーマンカモミールとブルーマロウを入れ、熱湯を注ぎます。
  2. 蓋をして、1時間ぐらいそのままにします。
  3. 茶こしでこして、保存容器にうつします。

 使い方 

洗顔後、化粧水として使います。

 保存方法 

冷暗所で1週間ほど保存可能です。

 

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