アルガンオイルとハーブの手作り入浴剤で血行を促進

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モロッコのお風呂といえば、ハマムという蒸気風呂がよく知られています。日本の銭湯に似ているハマムは、エステサロンのような場でもあり、女性たちはおしゃべりしながら、ヘナガスール、黒オリーブの石鹸サボン・ノワールなどで自分磨きに熱を入れます。

自宅でのお風呂では、入浴に適したハーブを使った手作り入浴剤を利用するようです。

今回紹介するのは、ラベンダーとローズマリーのインフュージョン(浸剤)にアルガンオイルを加えた入浴剤。

血液とリンパの流れを促進し、たまった疲労を解消する入浴剤です。

ハーブティーをいれるようにインフュージョンを作り、アルガンオイルを混ぜるだけで、簡単にハーブ風呂を楽しむことができます。

ラベンダーは、不安を和らげ、不眠を解消するといったリラックス効果で知られるハーブ。

抗炎症作用があり、湿疹やかゆみ、皮膚炎、ニキビといった皮膚トラブルを軽減します。

ラベンダーはまた、血液とリンパの流れをよくするという働きも期待されます。

ラベンダーの効能と使い方|美容効果のあるハーブや植物
モロッコ美容で使う植物を紹介。ラベンダーは古代からさまざまな症状に使用されていました。多くの効能が科学的に実証されています。抗炎症作用があり、乾燥による肌荒れや湿疹などの皮膚トラブルを改善します。抜け毛を防ぎ、髪の成長を助ける働きも。

「若返りのハーブ」といわれるローズマリーは、強力な抗酸化作用を有し、老化を遅らせ、皮膚の新陳代謝を高める働きがあります。

抗菌作用や抗炎症作用もあり、肌と髪を健やかに保つのに役立ちます。

さらに、血液循環を促進する作用でも知られ、入浴に適しています。

ローズマリーの効能と使い方|美容効果のあるハーブ
モロッコ美容で使う植物を紹介。ローズマリーは強力な抗酸化作用を有するアンチエイジング効果の高いハーブです。血液循環の促進、デトックス作用、皮膚の新陳代謝を高める働き、抗菌、抗炎症作用、など、さまざまな効能があり、肌と髪、頭皮を健やかに保ちます。

「モロッコの黄金」と呼ばれるアルガンオイルは、健康や美容の効果が高いモロッコ特有の希少なオイルです。

肌や髪、頭皮のトラブルを改善し、健やかに保つオイルとして知られていますが、アルガンオイルに含まれるビタミンEやポリフェノールには、血行を良くする作用があり、入浴剤としても優れています。

アルガンオイルの美容効果と使い方|モロッコの天然素材
モロッコ手作りコスメの材料アルガンオイルの効能・効果と使い方を紹介します。アルガンオイルはアンチエイジングの理想的な美容オイル。抗酸化作用にすぐれ、保湿効果もばつぐん、肌にも髪にも使えます。オレイン酸やリノール酸が豊富で食べてもヘルシーに。

ラベンダーとローズマリーの香りでリラックスし、アルガンオイルで肌がしっとり。ゆっくりお風呂で過ごすのにぴったりの入浴剤です。

 このレシピの材料 

ラベンダー … 10g
ローズマリー … 10g
アルガンオイル … 大さじ1
水 … 500g

所要時間:20分+1時間  保存期間:1日

 保存容器と用具 

計量器
小鍋
茶こし
保存容器(500ml用以上)  ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう

※浴室で使う場合は、割れてケガをしないよう、ガラス容器は避けましょう。
※ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。

 作り方 

  1. 鍋に水、ラベンダー、ローズマリーを入れ、中火にかけます。
  2. 沸騰したら火を弱め、15分煮出します。
  3. 火からおろし、蓋をして1時間そのままにします。
  4. 茶こしでこして、容器にうつします。
  5. このインフュージョン(煎剤)にアルガンオイルを加えます。

 使い方 

アルガンオイル入りインフュージョンを浴槽に注ぎ、入浴します。

 保存方法 

1回で使い切りましょう。

 

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