ローリエは、ローレル、月桂樹、ベイリーフとも呼ばれ、勝利や名誉の象徴として知られています。
古代ギリシャのオリンピック競技では、勝者にローリエで作った冠が贈られました。

美と幸運を手に入れるモロッコの“おまじない”
モロッコなどでは、悪い視線から身を守るために「ファティマの手」を、恋愛運アップのために貝かクローブの首飾りを身につけるそうです。ざくろの果皮やアーモンドは誘惑に効果があり、はちみつとハリッサ(アリッサ)、トリュフのソテーは“媚薬”になるとか。
乾燥したローリエの葉は料理でよく使用されるスパイスで、香りづけだけでなく、防腐剤の役目も果たします。
ローリエの美容効果
ローリエは美容効果もあり、オイリー肌に向き、ニキビを軽減するといわれています。

テカリやベタつきを抑えるハーブ化粧水の作り方
美容大国モロッコの手作りコスメ、顔のテカりを解消してうるさら肌にする脂性肌用化粧水の作り方です。ペパーミントやローズマリー、ラベンダーなど、皮脂分泌のバランスを整えて保湿効果も高いハーブで作るインフュージョン(浸剤・煎剤)のローションです。
また、かゆみや湿疹を鎮める作用も。
ヘアケアとしては、シャンプーやヘアトニックに適し、フケを予防します。

フケを予防するローリエとヘナの手作りパック
美容大国モロッコの手作りコスメの紹介です。ローリエとヘナのパックは、オイリーな頭皮が原因のフケ対策に向いています。ローリエは、皮脂分泌のバランスを整え、フケを予防するとされています。ヘナは皮膚トラブルを改善する働きがあるといわれています。
ローリエの樹皮を入れたお風呂で入浴すると、体がリラックスし、皮膚がしっとり落ち着きます。

ハーブの手作り入浴剤でリラックス&潤う肌に
美容大国モロッコの手作りコスメ、入浴剤の作り方です。心身の疲労を癒し、血行を促進するなどの働きがあるハーブを使った入浴剤。ハーブを酢に漬けたハーブビネガーはリラックスおよび肌をなめらかにする効果が期待できます。オートミールと米ぬかの入浴剤も。

足のむくみや疲れの解消にハーブの手作りフットケア
美しい足のお手入れを大切にする美容大国モロッコのフットケアの紹介です。ローリエ、赤ブドウ葉、マシュマロウなどのハーブを材料にした、足の疲れやむくみに効く足浴は全身のリラックス効果も。ヘナやミントティーのマッサージも疲れた足の元気を回復させます。
ローリエの精油は、筋肉のマッサージに向いています。
スパイシーな甘くすっきりした香りが特徴で、石けんやオードトワレ、香水にも使われます。

シリアのアレッポ石けんで全身しっとり肌に
フランスのマルセイユ石けんの原型といわれるシリアのアレッポ石けん。オリーブオイルとローリエの石けんはもともと皮膚病用だったこともあり、とてもマイルド。美肌効果もばつぐんです。シリアの女性たちは、石けんの泡をパックにするそうです。駆虫剤にも。
ローリエの効能
ローリエは、古代エジプトや古代ローマから薬草として用いられてきました。
鎮痛作用、去痰作用、利尿作用がすぐれています。
消化を促進する働きがあり、胃腸の調子を整え、さらに、駆風作用もあります。
また、防虫効果でも知られています。
ローリエの特徴
ローリエは8~10メートルに達する樹木です。
原産と生産地
中央アジアと地中海沿岸が原産。暖かく湿気の多い地域で育ちます。
学名:Laurus Nobilis L.
科名:クスノキ科
別名:ローレル、月桂樹、ベイリーフ使用部位:乾燥させた葉と樹皮
開花時期:春
収穫時期:夏
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