セントジョーンズワート:皮膚トラブルの鎮静に

和名でセイヨウオトギリソウと呼ばれるセントジョーンズワートは、昔から乾燥させたものを薬草として使用してきました。

古代から悪魔を追い払う力がある植物と信じられ、窓際につるしたり、枕の下において寝るといったおまじないにも使われています。

美容業界では、保湿クリームや荒れた肌の修正クリーム、日焼け後のお手入れ製品、マッサージクリーム、ケガの軟膏などに使用されています。

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セントジョーンズワートの美容効果

セントジョーンズワートの細胞再生および創傷治癒作用は、中世時代から知られていました。

乾燥肌、敏感肌、傷んだ肌に最適で、皮膚の損傷を修復して落ち着かせ、皮脂腺の機能を正常化するといわれています。

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日焼けによる水ぶくれや炎症を防ぎ、赤くはれるのを緩和するとされます。やけどの際にも役立ちます。

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また、止血や創傷治癒作用でも知られ、皮膚トラブルを鎮静させるといわれます。

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セントジョーンズワートは、オリーブオイルやアルガンオイルに漬けて作ったオイルがよく使われます。

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セントジョーンズワートのオイルは、筋肉痛などを解消するマッサージに使われます。

セントジョーンズワートの効能

セントジョーンズワートは鎮痛作用と血行促進作用があり、痛みや頭痛をやわらげ、神経を刺激して調和を取り戻す働きがあるといわれています。

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さらに、最近のドイツでの研究により、抗うつ作用があることが報告され、注目されています。

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セントジョーンズワートは医薬品との併用には注意が必要です。妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用してください。

更年期向け植物

主要成分:
ヒペリシン、ヒペリン、ハイパフォリン、フラボノイド、プロアントシアニジン、キサントン、タンニン

作用:
抗ストレス/神経バランスの正常化/抗うつ/鎮痙/抗神経痛

適応症状:
気分の浮き沈み、性格障害/神経疲労、神経症/うつ/無気力、やる気のなさ/肥満/記憶障害

セントジョーンズワートの特徴

オトギリソウ科の多年草で、草丈1mほどのまっすぐ伸びた茎に、緑の葉と黄色い花をつけ、夏の間に開花します。

原産と生息地
ヨーロッパ、中東、北アフリカが原産です。暖かく、石灰質の土地によく育ちます。


学名:Hypericum perforatum
科名:オトギリソウ科
使用部位:葉、花
開花時期:5月~9月
収穫時期:開花中