足の疲れやむくみを解消する方法はいろいろありますが、そのひとつが、ハーブを使った足浴です。
足の不調の改善は、全身の疲労回復にもつながります。
血液やリンパの流れを良くしたり、老廃物を排出するデトックス効果が期待できるハーブを使った足浴で、足だけでなく、全身を元気にしましょう。
今回紹介するのは、足のむくみや疲れを緩和するマシュマロウとジャーマンカモミールの足浴です。
マシュマロウは、ウスベニタチアオイという和名をもち、葉と根のどちらも昔から薬用植物として使われてきました。
マシュマロウは葉も根もムシレージ(mucilage)と呼ばれる粘性物質を含みます。この粘性物質は、粘膜を癒して守る働きがあり、皮膚トラブルも改善するのにも役立ちます。
また、関節や筋肉のこわばりを軽減し、うっ血を除去する作用でも知られます。
やさしい香りのジャーマンカモミールは、心身をリラックスさせるハーブとして知られます。
ジャーマンカモミールは、血行を促進し、うっ血を除去作用があり、入浴や足浴に適しているハーブです。
マシュマロウとジャーマンカモミールの足浴は、これらのハーブで作ったインフュージョン(浸剤)を使います。
インフュージョンは、ハーブティーをいれるのと同じように、ドライハーブに熱湯を注ぐだけでできあがります。
なめらかな肌にする効果も期待できる2つのハーブで、美しい足を取り戻しましょう。
このレシピの材料
ジャーマンカモミール … 5~10g
マシュマロウ … 5~10g
水 … 500ml
所要時間:20分+1時間
保存容器と用具
計量器
ティーポット
茶こし
保存容器(500ml用以上) ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう
※ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。
作り方
- ティーポットにジャーマンカモミールとマシュマロウを入れ、熱湯を注ぎます。
- 蓋をして1時間ほどそのままにします。
- 茶こしでこして、ハーブを取り出します。
使い方
- このインフュージョン(浸剤)を洗面器にうつし、お湯で温度を調整します。
- 15分ほど足浴します。
保存方法
冷暗所で1週間保存できます。