マシュマロウ:保湿効果で荒れた肌をなめらかに

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和名でウスベニタチアオイと呼ばれるマシュマロウは、太古の昔からヨーロッパで医療に使われてきました。

学名のAlthaeaは、ギリシャ語の「Althaino」(治療)に由来しているといわれています。

マッシュマロウはリフレッシュ効果があるとされ、美容では、フェイスローション、パック、クリーム、石けんなどの入浴製品、日焼け関係製品、口腔衛生製品に配合されています。

マッシュマロウの美容効果

マッシュマロウはビタミンCと植物性粘液が豊富な植物です。

そのため、スキンケアに向いていて、皮膚の炎症や荒れ、かゆみを抑えるのに用いられます。

マシュマロウのインフュージョン(浸剤)は、保湿効果が高く、肌にうるおいを与え、肌をなめらかにする作用で知られます。

また、このインフュージョンは、日焼け後の肌のお手入れにも向いています。

さらに、マシュマロウはうっ血除去の効果もすぐれています。

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マシュマロウの効能

マーシュマロウは粘液質を含み、人間の粘膜の保護・修復に適しています。

咳やのどの痛み、気管支炎、口内炎、胃炎など消化器官の炎症、泌尿器の炎症などの症状を和らげる働きがあるといわれています。

マシュマロウのインフュージョンのうがいは、口内炎や歯の根元の露出を改善します。

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マシュマロウの特徴

マシュマロウは、長い直根の植物です。長くまっすぐ伸びた茎は綿毛でおおわれ、1.5メートルほどに達します。厚くうぶ毛がはえ、ハート形をした葉をもち、白かピンク色の花が上部の葉のわきに房になって咲きます。

原産と生息地
アジアと北アフリカが原産で、気候の適したヨーロッパ中に広がりました。塩分を含む土地の湿った場所、沼地、海岸部に野生で育ちます。


学名:Althaea officinalis L.
科名:アオイ科
別名:ウスベニタチアオイ、ビロードアオイ
使用部位:葉、花、根
開花時期:6月~8月末
収穫時期:開花中