デーツ:美肌とアンチエイジングのスーパーフード

デーツは、ナツメヤシの果実を乾燥させたドライフルーツ。

最近では、日本でも人気が高まり、手に入りやすくなりましたね。

デーツというのは、英語でナツメヤシの樹木を意味しますが、果実の名としてポピュラーです。

モロッコなど北アフリカや中東で愛されている食品のひとつです。
アラブ人はこのデーツを一年中愛食しています。
デーツは、生のまま、もしくはドライフルーツとして食べます。

生産国は世界中200カ国以上あり、収穫量が多いのは、エジプト、サウジアラビア、中東諸国。

栄養豊富なデーツは、ビタミンやミネラル、食物繊維を含み、抗酸化作用もある、まさにスーパーフードのドライフルーツといえます。

食べるだけでなく、美肌効果が期待できるスキンケアの原料としても注目されています。

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デーツの美容効果

デーツは、乾燥から肌を守り、疲れた肌や髪を元気にする働きがあるといわれています。

デーツに含まれるビタミンやミネラルは、皮膚を健康な状態に保ち、なめらかな肌に整えます。なかでも、パルトテン酸は、ターンオーバーを正常化し、肌荒れを改善する働きでしられます。

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また、デーツには抗酸化作用があり、老化の進行を遅くし、若々しい肌を維持する効果が期待できます。

デーツの種から抽出したオイル、ナツメヤシ油は、炎症を抑え、乾燥肌や傷んだ肌のきめを整え、なめらかにする効果があるそうです。

ナツメヤシ油の成分を調べてみたところ、リノール酸が40%以上、オレイン酸が約30%、パルミチン酸が10%強とあります。
その他、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンC、ミネラルを含んでいます。

デーツの効能

デーツは、グルコース、果糖、サッカロースが豊富で、ビタミンB2・B3・B5・B6、ポタシン、カルシウムを含み、栄養満点。

長期保存のできるため、重要なエネルギー源となっています。

ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富

デーツは、1粒にビタミン、ミネラル、食物繊維を含む、栄養価の高いドライフルーツです。(1

1個(24g)に含まれる栄養成分

カロリー:66.5kcal
炭水化物:18g
食物繊維:1.6g
タンパク質:0.4g
カルシウム:15.4mg
カリウム: 167mg
マグネシウム:13.0mg
鉄:0.2mg
ビタミンB6:0.1mg
ナイアシン(ビタミンB2):0.4mg
パルトテン酸(ビタミンB群):0.2mg

デーツには抗酸化作用が

デーツは、さまざまな病気に関与するといわれる過剰な活性酸素を抑制する抗酸化作用があることが知られています。(2

抗酸化作用に優れたフラボノイド、カロテノイド、フェノール酸を含み、これらの働きにより、免疫力も向上し、病気に対する抵抗力を高めることが報告されています。

活性酸素による細胞の老化も防ぐ、アンチエイジング効果も期待できます。

デーツは自然の甘味料

デーツは果糖の一種であるフルクトースが豊富で、ナチュラルな甘味料としても利用できます。

最近では世界中で、砂糖の摂取量を控えている人や、ダイエット中にとっては特に、デーツを使ったスイーツや料理が注目の的になっています。

日本でも、デーツはお好み焼きのソースなどの原料に使われています。(3

モロッコには、デーツのスイーツがいろいろあります。

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また、デーツを使った蒸留酒「la mahia」もモロッコの特産品です。

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デーツの特徴

ナツメヤシは常緑高木で、高さは30mまで達します。長さ5mほどの艶やかな濃い緑の羽状葉をつけ、黄色か白色の花が多数咲きます。光沢のある、4cm程度の果実がなります。

原産と生息地
ナツメヤシは砂漠地帯でも唯一育つ果実の木。原産は不明で、昔から、北アフリカ、ペルシャ湾沿岸など、広い地域で栽培されていました。


学名:Phoenix dactylifera
科名:ヤシ科
使用部位:果実
開花時期:5月~7月
収穫時期:開花中


デーツは太古の昔からスーパーフード

デーツは、ヤシ科に属するのナツメヤシの果実。ナツメヤシの学名は「Phoenix dactylifera」で、dactyliferaは2つの言葉からなり、ひとつは、ギリシャ語で”指”を意味する「dáktulos」、もうひとつは、ギリシャ語の動詞「ferō」(運ぶ)が語源といわれています。

ナツメヤシは、人間が最初に栽培した植物のひとつで、その果実デーツは6000年前から食べられてきたといわれます。

原産地はペルシャ湾周辺、現在のイラク南部のメソポタミア地域、または西インドと推測されています。

デーツの発祥の歴史を正確に知るのは難しいのですが、紀元前4000年前のメソポタミア文明から古代エジプト時代にすでに栽培されていたそうです。アラビア東南部で紀元前2500年にナツメヤシの栽培されていたことを示すイスラム教以前の遺跡の存在も報告されています。

エジプトのナイル川で発見されたエジプトの象形文字では、”1年”をナツメヤシの木で、”1ヶ月”をナツメヤシの葉で表しています。

キリスト教の聖書やイスラム教のクルアーン(コーラン)、文学にもデーツの記述があり、アラビアンナイト『千一夜物語』もそのひとつです。

デーツは宗教において重要な果実でもあり、イスラム教ではラマダン(断食)の期間中に日が落ちてはじめて口にする食べ物とされています。デーツはまた、ユダヤ教の7つの聖なる食材のひとつでもあります。

デーツは肌のエイジングケアにも

デーツは食べるだけでなく、乾燥から肌を守り、疲労肌の回復させ、肌を健やかに保つ働きもあるといわれています。

特にエイジングケアに適し、スキンケア、手作りコスメの原料として使うことができます。

デーツの種から抽出したオイル、ナツメヤシ油は、炎症を抑え、乾燥肌や傷んだ肌のきめを整え、なめらかにする効果があるそうです。

また、アラブのアイメイク「コホル」にも、デーツの種を使います。

アラブ美容のアイメイクは黒アイラインでキメる
アラブ地域のアイメイクは、くっきり引いた黒のアイラインが特徴。メイクアイテムは「コホル」と呼ばれる黒い粉アンチモンで、細い棒につけて、アイライナー&マスカラとして使います。目のトラブルの薬効もあり、古代エジプトではアイブラックの目的で用いたそう。

優秀なドライフルーツ、デーツを毎日の生活に取り入れて、健やかな身体と肌をキープしましょう。

デーツと牛乳のパックで疲労肌を回復

簡単にできるデーツを使ったスキンケアが、牛乳と組み合わせたパックです。お手軽なパックで、肌を元気にしましょう。

 このレシピの材料 

デーツ … 1個
牛乳 … 大さじ1

所要時間:10分  保存期間:1日

 保存容器と用具 

乳鉢(小)と乳棒
計量スプーン

 作り方 

  1. 乳鉢にデーツを入れ、乳棒でつぶしてクリーム状にします。
  2. これに牛乳を加えてよく混ぜ合わせます。

 使い方 

  1. 化粧を落とし、洗顔します。
  2. 顔全体、目と口のまわりは避けてぬり、15分ほどパックします。
  3. 乾いたら、ぬるま湯で流します。

 保存方法 

1回で使い切りましょう。