ヤロウ:フケの予防や皮膚細胞の若返りに

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)の属名「アキレア」の由来は、ギリシャ神話の英雄「アキレス」で、アキレス腱を治すのに用いられたといわれ、すぐれた癒着効果があります。

長期的にお手入れすることで、静脈瘤やしもやけに効果を発揮します。

また、鎮痛、抗痙攣、消化促進、利尿などの作用でも知られています。

抗アレルギーの働きがあり、花粉症にも適しているといわれます。

ヤロウは細胞を若返らせる効果が高く、皮膚や髪の毛細血管などの微小循環を活発にする働きがあります。

美容業界では、クリームやヘアケア製品に、多く使用されています。

ヤロウのインフュージョン(浸剤)のフェイスローションは、皮膚の汚れを落とし、血行促進して引き締めます。

ドライヘアにもオイリーヘアにも適していて、リンスとして使うことで、フケを予防し、脂性湿疹を防ぎます。

パサパサ髪に手作りハーブのシャンプーとリンス
美容大国モロッコの手作りコスメの作り方。髪を乾燥から守り、保湿効果があるとされるハーブを材料にしたドライヘア向けトリートメントシャンプーとリンスの紹介です。カモミール、ローズマリー、ゴボウ、赤ブドウ葉、アルガンオイルでパサパサ髪もしっとり。
ベタつく髪と頭皮にハーブとアルガンオイルの手作りケア
ベタつく髪と頭皮を改善する美容大国モロッコの手作りヘアケアの紹介です。汚れを落として皮脂分泌のバランスを整えるハーブやアルガンオイル、ガスール、ヘナなどを材料にしたシャンプー、リンス、パック。ハーブの香りで心も癒されて、軽やかなツヤ髪に。
頭皮ケアでフケの悩みはハーブの手作りコスメで解決
フケを予防する美容大国モロッコのヘアケアの紹介です。ハーブは、頭皮の乾燥やベタつきを改善し、フケを防ぐ効果が期待できます。ローズマリーやネトル、ゴボウ、タマネチのリンスやトリートメント、ヘナとローリエのパックパックなど。傷んだ髪も元気に。

更年期向け植物

ヤロウは、プロゲステロン様の植物で、重い月経、出血過多、子宮の痙攣による生理痛などの月経トラブルや更年期障害の症状を軽減する作用もあるといわれています。

主要成分:
ラクトン、フラボノイド、クマリン、アルカロイド

作用:
プロゲステロン様/収れん、止血/抗痙攣/神経鎮静/子宮鎮静/利尿/血行促進

適応症状:
精神的トラブル、苛立ち、不安、神経症/一般的な疲労/消化器官および膀胱の痙攣/繊維腫/出血、血行のトラブル/重い月経、出血過多/静脈瘤/動脈硬化/リュウマチ関節症/筋肉炎、関節炎/捻挫、筋違い/膀胱炎、尿漏れ/子宮脱出症/高血圧/むくみ


学名:Achillea ligustica
科名:キク科
使用部位:葉と花
開花時期:6月~9月
収穫時期:開花中



特徴

ピンク色と白色の花が咲くキク科の植物。

原産と生息地
砂地の乾燥した地域に生息する。ヨーロッパ中にみられ、中央および西アジア、北アフリカにも生息している。