イチゴの効能と使い方|美容効果のハーブと植物

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イチゴは、世界中で愛されているフルーツ。

日本は世界10位の生産高を誇りますが、モロッコでも重要な農産物のひとつで、日本に次ぐ11位です(2018年)。モロッコ生産高は年々増加し、2019年は約20万トンと、史上最高を記録したそうです。(1

イチゴはおいしいだけでなく、健康や美容に役立つ効能があります。

イチゴは、スキンケア製品に数多く使用されています。

また、心身をリフレッシュする働きがあるといわれ、歯磨き粉やバスムース、石けん、デオドラントなどの衛生製品にも使われます。

モロッコ美容では、スキンケアの手作りコスメにイチゴをよく用います。

イチゴの特徴

西ヨーロッパやアジアの温暖な地域が原産だが、現在では世界中で栽培されています。

イチゴの木は生命力の強く、30~40㎝ほどの背丈の植物。葉はギザギザの切りこみがあり、表面はうすいうぶ毛でおおわれています。小さい白い花をつけ、イチゴの実がなります。

学名:Fragaria vesca L.
科名:バラ科
使用部位:果実、葉、根
開花時期:5月~7月
収穫時期:5月末から10月上旬

有効成分:
ビタミンC
アントシアニン
マンガン
カリウム

イチゴの肌と髪への美容効果

イチゴには、ポリフェノールとして知られる抗酸化物質と、ビタミンC、マンガン、カリウム、葉酸といったミネラルが含まれています。

イチゴの果肉に含まれるビタミンCは抗酸化作用で知られ、イチゴを使ったスキンケアは、シワを防ぐなど肌の老化を遅くするアンチエイジング効果が期待できます。

ただ、肌が大幅に改善されるという科学的証拠はあまりありません。小規模な研究では、イチゴには、肌の水分を補給し、弾力性をアップすることが報告されています。

また、ビタミンCは抗炎症作用があることで知られ、イチゴはニキビなどの皮膚の炎症の一部を軽減する効果が期待できます。

イチゴには皮膚細胞を再生する働きがあるとされ、疲れた肌に輝きをよみがえらせるのに役立ちます。

洗浄作用もあり、毛穴の汚れを落とし、オイリー肌を改善するのに役立ちます。

さらに、イチゴの木の葉や根のインフュージョン(浸剤・煎剤)は、フェイスローションとして使われます。

イチゴを使った手作りコスメのレシピ

イチゴの肌と髪への使い方

スキンケア

ベタつく肌をさっぱりなめらかにします。

いちごとレモンときゅうりのパック
いちごとレモンと卵黄のパック

シワを軽減します。

いちごと卵白のふわふわパック

イチゴの効能

ビタミンやミネラルが豊富なイチゴは、食べることで、ストレスを解消し、炎症を防ぐことができます。

イチゴの果実は、利尿作用、抗炎症作用、鎮静作用で知られます。

イチゴに多く含まれるビタミンCは、抗酸化作用があり、免疫力を高める効果が期待できます。

また、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを含み、視力回復や眼精疲労改善に役立つといわれています。

 

 

 

電子書籍『モロッコ美容 1日使い切り手作りコスメ』でも紹介

乾燥肌にイチゴのガスールパック

オイリー肌向けイチゴとレモンのガスールパック

 

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”モロッコ美容あれこれ”で紹介している手作り化粧品の材料となる植物の一覧表です。これらのハーブの効能・効果は伝統的な植物療法に基づいています。スキンケアやヘアケア、心身のケアに使われる植物は、昔から親しまれ、今でも受け継がれています。