ベタつく肌に!イチゴとレモンと卵黄のパックの作り方

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おいしい食材をふんだんに使うのが、モロッコ美容の手作りコスメ。

今回は、イチゴとレモン、はちみつ、卵黄を組み合わせた、ベタつく肌を落ち着かせるパックの作り方を紹介します。

これらの材料は抗酸化作用のある成分を含み、シワを防いで、老化を遅らせるアンチエイジング効果も期待できます。

それでは、これら4つの材料の美容効果についてみていきましょう。

イチゴの美容効果は?

イチゴはおいしいだけでなく、スキンケアにも適したフルーツ。

イチゴの効能と使い方|美容効果のハーブと植物
モロッコ美容で使用する植物の紹介です。ビタミンCとポリフェノールを含むイチゴはコスメ植物のひとつ。果肉には、皮膚細胞の再生や収れん作用があります。葉の浸剤は、炎症を抑え、赤ら顔を解消する効果が。リフレッシュ、利尿、鎮静作用でも知られています。

イチゴには肌の汚れを落とし、きめを整える働きがあります。

また、イチゴに含まれるビタミンCは抗炎症作用で知られ、ニキビを軽減するとされています。

ビタミンCには抗酸化作用もあるため、若々しフレッシュな肌を保つのに役立ちます。

イチゴを使った手作りコスメのレシピ

レモンの美容効果は?

ジューシーなレモンもまた、ビタミンCが豊富なフルーツです。

ビタミンCは、過剰な皮脂分泌を調整する働きがあり、ベタつく肌を正常に整えます。

また、ビタミCは、肌に潤いや弾力を与えるコラーゲンの生成に欠かせない成分。抗酸化作用でも知られ、肌の再生を妨げる紫外線やフリーラジカルを防ぐのに役立ちます。

レモンが酸っぱいと感じる酸味の成分、クエン酸は、アルファヒドロキシ酸(AHA)の一種。AHAは、古い角質を取り除く作用があり、毛穴の黒ずみも除去してくれます。

さらに、レモンの抗菌作用により、皮膚の炎症の原因となるバクテリアを抑えることができます。

ただ、レモンをスキンケアに使う場合、注意しなければならない点がいくつかあります。特に、敏感肌の人はレモンを使ったお手入れは避けたほうがいいでしょう。

レモンは酸性が強く、肌に刺激を与え、過度に乾燥したり、赤くなったり、皮がむけたりする可能性があります。

レモンのような柑橘系果物の果汁をつけたまま紫外線を浴びると、腫れや水ぶくれなどの炎症反応が起こすケースも報告されています。

また、柑橘系の果物は日焼けのリスクを高めるともいわれ、屋外で直射日光の当たる前にレモンを塗らないようにしましょう。

レモンを使った手作りコスメのレシピ

はちみつの美容効果は?

はちみつは、毛穴の汚れを除去する洗浄効果で知られています。とろりとした感触はクレンジングに適していて、はちみつで洗顔をする人もいるそうです。

はちみつの美容効果と使い方|モロッコ美容の天然素材
モロッコの手作りコスメで使う基材はちみつの効能と使い方を紹介します。ミネラルとビタミンが豊富なはちみつは、免疫システム強化、抗酸化作用といった働きがあります。美容効果も高く、皮膚の細胞を再生し、深層に栄養を与え、水分補給し、シワを予防します。

はちみつには抗菌作用があり、ニキビの予防に適しています。

また、保湿効果にも優れ、肌を若々しく、なめらかに保つことができます。

はちみつは安全な手作りコスメの原料ですが、ミツバチ、花粉、またはハチ毒に対するアレルギーのある人は、はちみつを使ったお手入れでアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

パッチテストをして反応があった場合は使用を中止してください。

はちみつを使った手作りコスメのレシピ

卵黄の美容効果は?

タンパク質からビタミン、ミネラルまで、健康を維持するために必要なほとんどすべての栄養素が含まれている卵。

日常的に食べられている鶏卵の黄身も、モロッコ美容の手作りパックによく登場します。

卵黄の成分は、水分が約50%、脂肪が約30%、タンパク質17%。

栄養が肌によく浸透し、潤いを与えます。

卵黄に豊富に含まれるビタミンAは、過剰な皮脂分泌を抑制する働きがあります。

また、ビタミンB3という水溶性ビタミンのナイアイシンとミネラルの亜鉛は、傷んだ肌を回復させ、シワの予防や改善する作用で知られています。

ただ、卵のパックには、アレルギー反応を起こす潜在的なリスクがあります。

卵アレルギーは、子どもに多い食物アレルギーです。ですから、乳児や子どもに卵白のパックを使用しないことが重要です。

また、バクテリアが体内に侵入しないよう、傷や炎症のあるところは避けましょう。パックの前には、手と顔をしっかり洗うようにしてください。

卵を使った手作りコスメのレシピ

イチゴ・レモン・はちみつ・卵黄のパックの作り方

 このレシピの材料 

イチゴ … 3個
卵黄 … 1個
はちみつ … 大さじ1
レモン汁 … 小さじ1

所要時間:20分  保存期間:1日

 保存容器と用具 

ボウル(小)
すり鉢・乳鉢(小)
計量スプーン

 作り方 

  1. すり鉢にイチゴを入れ、すり棒ですりつぶします。
  2. ボウルに卵黄を入れ、よく溶きます。
  3. 卵黄、はちみつ、レモン汁をよく混ぜます。
  4. ここにイチゴを加え、むらなく混ぜ合わせます。

 使い方 

  1. 化粧を落とし、洗顔します。
  2. 顔につけて、15分パックします。
  3. ぬるま湯で洗い流し、あとはいつものお手入れを。

 保存方法 

1回で使い切りましょう。

 

レモンと卵を使う際にはパッチテストを

レモンと卵を顔に直接つける前に、パッチテストを行うことをおすすめします。

レモンの場合

新鮮なレモンを絞り、少量の果汁をコットンにつけ、肘の内側など、顔から離れた皮膚の部分にやさしくなじませます。こすらないでください。
副作用が発生するかどうかを確認するために1〜2日待ちます。副作用がある場合は使用を中止してください。

卵の場合

少量の卵を手の甲、あごの下、または耳の後ろに塗布し、約15分たったら卵を洗い流します。赤み、かゆみ、腫れ、またはアレルギー反応などの兆候がないことを確認しましょう。

安全に手作りコスメを作るために知っておきたいこと