パセリの効能と使い方|美容効果のあるハーブや植物

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パセリは、古代ギリシャ・ローマ時代から料理に使われていたといわれ、食卓でおなじみのハーブです。

日本で作れる野菜たっぷりおいしいモロッコ料理
モロッコはスローフードの習慣があり、料理は肉、野菜、果物をバランスよく取り入れ、彩り鮮やかで栄養満点なのが特徴。サラダも必ず食卓に並びます。おなじみのニンジンサラダのレシピは簡単。塩レモンを使った鶏肉の煮込みレシピはタジン鍋がなくてもOK。

料理だけでなく、薬用植物としても昔から知られています。

民間療法では、パセリの葉は痔の治療に使われ、茎は尿道の炎症、根は腎臓結石、脳機能と記憶力の向上に有効だといわれています。

葉と茎はどちらも、生かドライで使われ、食品、医薬、化粧品業界で用いられます。

パセリの特徴

ヨーロッパと西アジアが原産ですが、現在では世界中で栽培されています。どのような地質でも気候でもよく育ちます、

パセリは、15~25㎝の草丈になる二年草です。

学名:Petroselinum crispum
科名:セリ科
使用部位:全草
開花時期:6月~8月
収穫時期:秋

有効成分:
フラボノイド(ケルセチン、アピオール)
ビタミンA・B群・C・E・K
ミネラル(鉄、カルシウム、マグネシウム)
パントテン酸

パセリの肌と髪への美容効果

パセリには、β-カロテンやビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンCといったビタミン類、鉄やカルシウムなどのミネラルが豊富で、肌や髪、頭皮のケアにも適しています。

パセリは、フラボノイドなどの抗酸化作用のある成分を含み、シミやシワを予防し、老化を遅くするのに役立ちます。

皮脂細胞を修復する働きでもしられ、くすみを軽減して、明るく輝く肌にする効果が期待できます。

また、抗菌作用と皮脂分泌を調整する作用があり、オイリー肌とニキビを改善するのに有効です。

パセリは、傷んだ髪を正常な状態に回復させ、頭皮や毛根に栄養を与え、健康な髪の育毛を促進します。

さらに、抜け毛やフケを減少させます。

パセリの肌と髪への使い方

パセリは、生かドライハーブという形で使うことができます。

パセリの生かドライハーブは、ハーブティーとして飲んだり、熱湯で煎じたインフュージョンを肌や髪につけたりして、使うことができます。

スキンケア

シワを防ぎます。

シワ対策のハーブ保湿ローション

シミやくすみを軽減します。

シミを薄くするパセリとレモンのローション

オイリー肌を改善します。

ベタつく肌を整えるハーブの化粧水

ヘアケア

オイリーヘアを改善します。

ベタつく髪と頭皮にハーブのシャンプーとリンス

パセリの効能

パセリは、胃腸の調子を整える作用で知られ、食欲を増進させ、胃腸内にたまったガスを排出させます。

利尿作用や肝臓の保護、食後の血糖値の急上昇を抑制する働きでも知られます。

疲労回復にも役立ちます。

 

 

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