ネトル:皮脂バランス調整作用や抜け毛予防に

ネトルの和名はセイヨウイラクサといい、ビタミンやミネラルが豊富で、昔から多くの薬効があると知られていました。

花や葉は薬草として用いられてきました。ただ、ネトルの毛にはヒスタミンとギ酸が含まれ、じんましんを引き起こすこともあります。

ネトルは、シャンプーや石けん、オイリー肌用のクリームやローション、爪ケア製品、歯茎を引き締める歯磨き粉などに使用されています。

皮膚に活力を与える働きと皮脂バランス調整作用があり、美容にも適したハーブです。

スキンケアとしては、毛穴の汚れを落とし、皮膚を引き締めます。
皮脂腺からの過剰な分泌物が原因でできる発疹も防いでくれます。

収れんと保湿作用もあり、オイリー肌に向いています。

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ネトルには髪を洗浄する働きがあり、抜け毛とフケを防ぎ、弱って傷ついた髪を丈夫にします。

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更年期向け植物

ネトルは骨を丈夫にする効果で知られ、エストロゲンが減少して骨密度が低下する更年期に役立つハーブといわれています。

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ネトルは、刺激強壮、元気回復、栄養補給にすぐれています。

ネトルは血行を促進し、鉄分を多く含むため、貧血を改善します。

利尿効果も高く、尿酸を排出し、痛風を防ぎます。抗感染作用があります。

また、ネトルは石灰化を予防し、関節炎やリュウマチにかかりにくくします。

花粉症の症状を緩和するともいわれています。

主要成分:
フラボノイド(クェルセトール)、ミネラル(ケイ素、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛)、フェノール酸、カフェイン酸、クロロゲン酸

作用:
血管収縮/利尿(尿酸の排出)/抗炎症/抗関節症/抗関節炎/鉄分の吸収補助

適応症状:
無力症、快復期/貧血、血液中の鉄分の不足/骨粗しょう症、関節症、痛風


学名:Urtica dioica
科名:イラクサ科
使用部位:全草
開花時期:6月~9月
収穫時期:根と塊根は秋、草は4月~8月



特徴

ネトルはイラクサ科の多年草で、日本ではセイヨウイラクサと呼ばれています。毛でおおわれた楕円形のギザギザの葉をもち、房になって黄色か緑色の花をつけます。花や葉は薬草として用いられてきました。

原産と生息地
ユーラシア大陸が原産ですが、世界中の温暖な地域にどこでもみられます。ヨーロッパと北アフリカに多く生息します。