モロッコ美容では小麦ふすまを、パック、クレンジングローションなど毛穴ケアの手作りコスメに使いす。
小麦ふすまは穀類を精白したときに出る外皮。
日本人になじみの深いのは、米を精米するときに出る「米ぬか(糠)」です。
米ぬかは、昔から日本で肌のお手入れに使われていました。
米ぬかには米ぬかセラミドやオリザブランなど含まれ、肌を守るバリア機能、保湿作用といった美肌効果が期待できます。
今回紹介するのは、米ぬかにワイルドストロベリー(ストロベリーリーフ)、はちみつと生クリームを加えたパック。
ワイルドストロベリーは、毛穴を引きしめる働きがあるといわれています。
生クリームの美容効果に関する科学的証拠は少ないのですが、加えることで、クリーミーなパックになります。
生乳から乳脂肪を取り出した動物性脂肪(乳脂肪)のみで作られる生クリームは濃厚で、ビタミンAなど牛乳由来の栄養素が含まれます。一方、パームやヤシ、なたね、大豆などの油から作られた植物性脂肪のクリームはさっぱりめで、ビタミン類の含有量は動物性ほど多くありません。
スキンケアに使う場合は、添加物がない生クリームのほうが安心です。
また、はちみつは保湿効果が高く、皮膚の奥深くまで浸透して、潤いを保ちます。
栄養たっぷりのパックはエイジングケアにも役立ちます。きめを整え、なめらかな肌にしてくれます。
このレシピの材料
米ぬか … 大さじ2
はちみつ … 小さじ1
ローズウォーター … 小さじ1
生クリーム … 小さじ1
ワイルドストロベリーのインフュージョン※ … 小さじ1~2※ワイルドストロベリーのインフュージョン
ワイルドストロベリー(ドライ) … 5g
水 … 250ml
所要時間:1時間20分 保存期間:1日
保存容器と用具
ボウル(小)
計量スプーン・カップ
ティーポット
茶こし
浸剤用の保存容器(250ml用以上) ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう
※ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。
作り方
- ワイルドストロベリーのインフュージョンを作ります。ティーポットにワイルドストロベリーを入れ、熱湯を注ぎます。
- 蓋をして、1時間ぐらいそのままにします。
- 冷めたら、茶こしでこして、保存容器にうつします。
- ボウルに米ぬかを入れ、はちみつ、ローズウォーター、生クリームを混ぜ合わせます。
- これにワイルドストロベリーのインフュージョンを加えて、パックのかたさにします。
使い方
- 化粧を落とし、洗顔します。
- 顔につけて、10分ほどパックします。
- お湯か水で流します。
保存方法
1回で使い切りましょう。