日本のきゅうりの旬は夏で、体を冷やす作用がある野菜として知られていますね。
きゅうりは約96%が水分で、ベタつく肌をさっぱりさせるのに向いています。
しかも、保湿効果が高く、潤いのある肌を保つのに役立ちます。
抗酸化作用もあり、ハリのある若々しい美肌を作る効果が期待でき、エイジングケアにも適しています。
きゅうりはスキンケアに優れていますが、注意も必要です。
きゅうりに含まれるソラレンには、紫外線の感受性を高める作用があり、きゅうりでお手入れした後に紫外線を浴びると、シミができやすくなるといわれています。
きゅうりが自分の肌に合っているかどうか不安な場合は、皮膚科医など専門家に相談してください。
ベタつく肌にキュウリを使った手作り化粧水とパック
モロッコのサラダによく登場する野菜きゅうりを材料にした、テカりやベタベタを解消する化粧水とパックの作り方です。きゅうりにはくすみを取る働きも。アルガンオイルやガスールをプラスした、簡単スキンケアで透明感のある肌に。エイジングケアにもおすすめ。
きゅうりのトニックローションの材料と作り方
きゅうりだけで作る化粧水はとっても簡単。ベタつく肌をさっぱりさせ、うるおいのある肌に。
このレシピの材料
きゅうり … 1/4本
水(できればミネラルウォーター) 120ml
所要時間:20分 保存期間:2週間
保存容器と用具
保存容器(100ml用) ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう
計量カップ・スプーン
小鍋
作り方
- きゅうりを小さな角切りにします。
- 鍋に水ときゅうりを入れ、弱火にかけます。
- 水分が半分(60ml)ぐらいになるまで10分ほど煮て、火を止め、そのまま冷まします、
- キッチンペーパーなどで濾して、保存用ガラス瓶にうつします。
使い方
洗顔後、化粧水として使います。
保存方法
冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。
電子書籍『モロッコ美容 1日使い切り手作りコスメ』でも紹介