ヨーロッパグリ(西洋栗)の効能と使い方|美容の植物

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栗(クリ)は、日本栗、中国栗、西洋栗(ヨーロッパグリ)の3種に大別され、日本原産の栗は縄文時代にすでに栽培されていたそうです。

ヨーロッパグリは日本栗よりやや小さめで、甘味はほどほどで、マロングラッセなどのお菓子や、肉料理の付け合せなどに利用されます。

ヨーロッパグリの特徴

中央アジアと地中海沿岸が原産といわれ、古代ローマ人によってヨーロッパにもたらされ、ヨーロッパ中にひろがりました。温暖で明るく、酸性か砂質の土地に自然生息します。

ヨーロッパグリは、立派な樹形に枝を広げた、壮麗な樹木です。まっすぐ伸びた幹の樹皮は、若い時期にはなめらかですがが、樹齢を重ねるとひび割れし、緑がかった茶色になります。

落葉性の細長く大きな葉は、規則正しくギザギザの切りこみが入っています。花はどちらの性も直立した尾状花序で、黄色がかった雄花は小枝の根元につき、雌花はより上部の小枝の先端近くに咲きます。

学名:Castanea sativa Mill.
科名:ブナ科
別名:チェスナッツ、マロン
使用部位:実、樹皮、葉
開花時期:5月末~8月初旬
収穫時期:実は9月~12月中旬、樹皮は春か秋

有効成分:
タンニン
ビタミンB1・B2・C・E
ミネラル(カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛)

ヨーロッパグリの美容効果

ヨーロッパグリにはさまざまな薬効があり、美容効果の高い植物と知られています。

ヨーロッパグリの栄養分は皮膚の奥深くまで浸透し、スキンケアに適しています。

ビタミンCを含み、たるみを防ぎ、肌のハリを取り戻し、なめらかにする効果があるといわれています。

また、抗酸化作用のあるビタミンEなども含み、シワの形成を防ぎ、皮膚のpHバランスを正常にする作用も期待できます。

炎症や皮膚の荒れや赤みを改善する効果でも知られています。

クリの樹皮にはタンニンが含まれ、染料としてすぐれていて、ヘアカラーの原料になります。
ヨーロッパグリの樹皮もしくは葉の煎じて、シャンプーに加えて日常的に使うことで、明るい茶色が輝く金色に、赤茶色が深みのある栗色にと、髪色が染まっていきます。

また、フケを防ぎ、髪質を丈夫にする働きでも知られています。

さらに、足のタコを除去する作用もあるといわれています。

ヨーロッパグリの効能

クリは、果物に多いビタミンCやカリウム、食物繊維などを含むとともに、ナッツ類に豊富なビタミンE、鉄、マグネシウム、亜鉛のミネラルも含む、栄養価の高い食材です。

クリのビタミンCはでんぷん質(炭水化物)に包まれているので、加熱による破壊が少ないのが特徴です。

ビタミンB1とB2にも富み、高血圧や動脈硬化を抑制する効果が期待されています。

食物繊維も豊富で、便秘を解消する働きがあるといわれています。

また、渋皮には抗酸化作用があるといわれるタンニンが多く含みます。

 

 

 

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