イヌバラという和名はあまりなじみがないかもしれませんが、その果実、ローズヒップはよく知られていますね。
イヌバラは、英語でロサ・カニーナと呼ばれるバラ科の植物。
秋に結実し、赤いローズヒップになります。
ローズヒップはビタミンが豊富で、美容業界ではあらゆる種類の製品に配合されています。
スキンケア効果は、活力促進、栄養補給、保湿など数多く、肌のキメを整え、なめらかにします。
特に、乾燥肌を保護するのに最適です。

乾燥から肌を守るローズヒップの手作り化粧水
美容大国モロッコの手作りコスメのレシピ。保湿効果の高いローズヒップを使った手作りローションです。ローズヒップは肌を乾燥から守り、潤いを与える効果が期待できます。また、老化を遅くし、シワを改善する働きでもしられています。かさつく肌がしっとり。
また、抗酸化作用にすぐれ、老化を遅らせ、皮膚細胞の衰弱やシワを防ぎます。
傷んだ髪や弱った髪にも向いていて、髪をボリュームアップし、絹のようななめらかにします。
学名:Rosa canina L.
科名:バラ科
別名:ロサ・カニーナ
使用部位:実、種、花
開花時期:6月~7月
収穫時期:葉と花は6月~7月、実は9月
特徴
イヌバラはトゲのある樹木で、枝は非常に固いトゲにおおわれている。葉は細かく切りこみが入り、花は先端に咲き、かなり大きく、白かピンクの5枚の花びらからなる。実はローズヒップと呼ばれる。
原産と生息地
温暖な地域であればどこでも育つ樹木で、北アフリカ、ヨーロッパ、アジアでよくみられる。茂み、生け垣、乾いた土手、森の端、森林や道路脇に育つ。