肌のテカりやベタつきには、皮脂分泌をコントロールし、保湿力が高いハーブのローションがおすすめです。
薬効のあるハーブのなかには、脂性肌(オイリー肌、オイリースキン)を改善する植物が存在します。
そのひとつが、ローズマリー。
今回は、オイリー肌に向いているローズマリーのインフュージョン(煎剤)に、ビタミンCたっぷりのレモンを加えた化粧水を紹介します。
肌がサラサラになるだけでなく、シワを軽減する効果も期待できるローションです。
殺菌作用もあり、フェイス以外にも使うことができます。
ローズマリーは「若返りのハーブ」といわれ、強力な抗酸化作用があり、老化を遅くし、若々しい肌と髪を保ちます。
抗菌作用と抗炎症作用のおかげで、オイリー肌やオイリーヘアを改善させるのに役立ちます。
さらに、血液循環を促進し、皮膚の新陳代謝を高める働きがあります。
ハーブのインフュージョンは、熱湯でハーブの有効成分を抽出した液体で、ハーブティーとして飲んだり、化粧水やリンスを作ったり、さまざまな使い方ができます。をいれるのと同じように作ります。
ローズマリーのインフュージョンは、鍋にハーブと水を入れて煮だして作ります。
作り方はこちらをご覧ください。
ローズマリーのインフュージョンに加えるレモンは、過剰な皮脂分泌を調整する働きがあるビタミンCが豊富で、ベタつく肌をサラサラにする強い味方です。
抗菌作用もあり、ニキビなどの原因となる可能性のあるバクテリアを抑えてくれます。
ただ、レモンは酸性が強く、肌に刺激を与え、過度に乾燥したり、赤くなったり、皮がむけたりする可能性があります。特に、敏感肌の人はレモンを使ったお手入れは避けたほうがいいでしょう。
また、レモンのような柑橘系果物の果汁をつけたまま紫外線を浴びると、腫れや水ぶくれなどの炎症反応が起こし、日焼けのリスクを高めるともいわれているので、屋外で直射日光の当たる前にレモンを塗らないよう注意しましょう。
このレシピの材料
ローズマリーのインフュージョン … 100ml
レモン … 1/4個
所要時間:20分 保存期間:1週間
保存容器と用具
保存ガラス容器(100ml用) ※ガラス瓶は煮沸消毒してから使用しましょう
計量器
レモン絞り器
作り方
- レモンはしぼって、レモン汁を用意します。
- ローズマリーのインフュージョンにレモン汁を加え、よく混ぜます。
使い方
洗顔後、化粧水として使います。
保存方法
冷蔵庫で1週間ほど保存可能です。
レモンを使う際にはパッチテストを
レモンを顔に直接つける前に、パッチテストを行うことをおすすめします。
新鮮なレモンを絞り、少量の果汁をコットンにつけ、肘の内側など、顔から離れた皮膚の部分にやさしくなじませます。こすらないでください。
副作用が発生するかどうかを確認するために1〜2日待ちます。副作用がある場合は使用を中止してください。