ハーブを上手に活用して更年期を快適にのりきる

40代の中ごろから、イライラ、ムカムカが多くなり、情緒不安定になりがちに。

これがウワサの更年期?

幸い精神面だけの症状だったのですが、気持ちの浮き沈みが激しいと、自分も気分が悪いし、周りも大迷惑。

なるべく身体に負担をかけない対処法を探していたところ、たどりついたのが、植物療法やアロマテラピーを中心にした、フランスの更年期向けの本でした。

さっそく買いこみ、試してみました。

そんな体験を少し紹介してみようと思います。

ただ、植物療法やアロマテラピーは、婦人科系の病気(特に乳がんや子宮がんなど)を誘発する恐れもあるので、自己流でやるのはくれぐれも注意してください。

私は乳がんと子宮がんの定期検診を必ず受けつつ、危険性の高いといわれる精油は使うのを避けました。

最初から脅すようですが、「植物だから安全」ということはないので、誤解のないように。

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更年期にフランス植物療法を選んだワケ

更年期は女性が通過する一時期であり、以前は医学的に問題にされることが少なかった症状です。

しかし、寿命が延びて閉経後も長く生活をするようになったことや、女性の社会進出といった環境の変化により、更年期はきわめて重要な意味を持つようになっています。

辛い症状に耐えるのではなく、できるだけ快適にその時期を乗り越え、その後の人生を健康的に美しく生きることが、現代の女性の課題といえるでしょう。

更年期のさまざまな症状を治療する方法として、一般的によく用いられているのがホルモン補充療法です。

ただ、ホルモン治療は副作用が危惧されており、必ずしも完全な治療法とはいいきれません。

そのため、ホルモン治療に踏み切るのを躊躇し、苦しみを耐え忍んでいる女性も少なくないでしょう。

治療法はひとつしかないのでしょうか?

植物療法の盛んなフランスでは、更年期障害の代替治療として、フィトテラピー、ホメオパシー、アロマテラピーが積極的に試されています。

更年期においてアロマテラピーが理想的なアプローチであることは、フランスの医療の場ですでに導入されている事実からも理解できます。

アロマテラピーで用いられる精油には、女性ホルモンに似た働きをする種類があり、月経不順やのぼせ、抑うつといった症状を緩和する症例も多くみられます。

アロマテラピーの特長は、メンタルな部分にも作用する点です。

アロマテラピーは人間を包括的にとらえて心と身体のバランスを回復させ、健康を維持する療法です。

たとえば、頭痛を取り除こうとしたとき、痛い部分だけを狙い撃ちするのが現代医学であり、心身を総括的にとらえて痛みを和らげるのがアロマテラピーです。

心理的な苦痛を癒す特効薬は、現代医学では存在していないといわれています。

ですから、精神面をも癒す補完的な療法として、アロマテラピーが重要な役割を担うのです。

更年期には「うつ状態」に陥りやすいのですが、それを防ぎ、改善する療法として、アロマテラピーは注目に値します。

香りは人の心に直接影響を及ぼします。

新緑の森での散歩のように、いい香りに満たされているとき、自然に足取りが軽くなり、笑みがこぼれるでしょう。

反対に、悪臭の漂う場所にいると、怒りっぽくなり、イライラしてくるでしょう。

笑ったり、泣いたり、喜んだり、悲しんだりといった感情は、神経系やホルモン分泌と緊密に結びついていいます。

アロマテラピーは、香りと薬効を最大限に利用し、感情のバランスを調整しながら、身体を健やかにします。

好ましい香りは人間を明るく元気にする働きがあるのです。

生活の質(Quality of Life)といった視点からも、ハーブやアロマテラピーは更年期を迎えた女性の強い味方になるはずです。

更年期の前期と後期では減少する女性ホルモンが違う

更年期には女性ホルモンが減る、と漠然とはわかっていたのですが、2つの女性ホルモンがいっぺんに減るわけではないことを知りました。

更年期は数年間つづくので、前期と後期ではさまざまな違いがあります。

更年期前期はプロゲステロン(黄体ホルモン)が減少

更年期前期は、プロゲステロン(黄体ホルモン)が減少しはじめます。

エストロゲンの分泌が増えるわけでなないのですが、プロゲステロンが減るため、エストロゲンの割合が増えることになり、バランスが崩れます。

エストロゲンが優勢になったときに起こる代表的な症状としは、主に次のようなものがあります。

体重が増加し、甘いものが食べたくなる
イライラ、不機嫌、激しい気分の浮き沈み
不眠症

そこで、この時期は、プロゲステロンの生成を手伝う働きのあるハーブを用いるのがいいそうです。

プロゲステロンの減少に有効なハーブは5種類。

ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)

メリッサ:レモンに似た香りでリラックス入浴
美容大国モロッコの手作り化粧品の材料となる植物の紹介です。メリッサは心身を強壮する働きがあり、古代から”長寿の植物”とされてきました。胃腸の痛みをやわらげ、不安症、気分の浮き沈み、不眠を癒すといわれ、月経時期や更年期の不快な症状の解消にも。

レディースマントル

レディースマントル:腹痛など月経トラブルに
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。レディースマントルは、プロゲステロン様の植物で、子宮筋腫、骨盤のうっ血、生理痛といった月経トラブル、乳房の張りなどを緩和させるといわれています。収れん、止血、抗感染作用で知られます。

チェストベリー(セイヨウニンジンボク)

レディースマントル:腹痛など月経トラブルに
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。レディースマントルは、プロゲステロン様の植物で、子宮筋腫、骨盤のうっ血、生理痛といった月経トラブル、乳房の張りなどを緩和させるといわれています。収れん、止血、抗感染作用で知られます。

サルサパリラ

サルサパリラ:更年期の精神トラブルの安定に
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。サルサパリラは、器官の抵抗力を刺激し、急性の感染や発熱に効果が期待できます。プロゲステロン(黄体ホルモン)の補完になるハーブといわれ、更年期前期の精神的トラブルの安定に有効です。

ワイルドヤム

サルサパリラ:更年期の精神トラブルの安定に
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。サルサパリラは、器官の抵抗力を刺激し、急性の感染や発熱に効果が期待できます。プロゲステロン(黄体ホルモン)の補完になるハーブといわれ、更年期前期の精神的トラブルの安定に有効です。

 

エストロゲンの低下による身体への影響

プロゲステロン(黄体ホルモン)様の植物(ハーブで更年期も快適に)につづいて、エストロゲン様のハーブを紹介します。

エストロゲンが減少すると、次のような症状につながります。

生理が止まる
のぼせ、寝汗
精神的トラブル(疲れ、無気力感、うつ、不機嫌な気分、失望感、記憶障害、不眠…)
膣の渇き
乳房のたるみ
関節や筋肉の痛み

エストロゲンを補完するハーブ(植物)としては、次の5種類などがあります。

ブラックコホシュ

ブラックコホシュ:更年期の不快な症状を改善
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。アメリカ先住民はブラックコホシュを月経トラブルの治療として使用してきました。更年期障害に有効であることは研究で報告されています。めまいや発汗を抑え、精神を安定させ、免疫力を高めます。

オーツ麦

ブラックコホシュ:更年期の不快な症状を改善
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。アメリカ先住民はブラックコホシュを月経トラブルの治療として使用してきました。更年期障害に有効であることは研究で報告されています。めまいや発汗を抑え、精神を安定させ、免疫力を高めます。

ホップ

ブラックコホシュ:更年期の不快な症状を改善
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。アメリカ先住民はブラックコホシュを月経トラブルの治療として使用してきました。更年期障害に有効であることは研究で報告されています。めまいや発汗を抑え、精神を安定させ、免疫力を高めます。

クラリセージ

ブラックコホシュ:更年期の不快な症状を改善
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。アメリカ先住民はブラックコホシュを月経トラブルの治療として使用してきました。更年期障害に有効であることは研究で報告されています。めまいや発汗を抑え、精神を安定させ、免疫力を高めます。

大豆

大豆:更年期のさまざまな不快な症状を解消
更年期を快適に乗り切るために役立つ植物(ハーブ)の紹介です。大豆に含まれるイソフラボンには、エストロゲン様の作用があるといわれ、更年期ののぼせ、不安症、頭痛、関節の痛み、不眠症に効果があります。悪玉コレステロールを下げ、心臓病を防ぐ働きも。

 

更年期を快適に!症状を緩和する植物(ハーブ)一覧
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