マジョラム:セルライト除去にも効果を発揮

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マジョラムはオレガノの仲間のハーブで、スイート・マジョラム、ノッテッド・マジョラムとも呼ばれています。

昔から知られているハーブで、古代エジプトでは防腐剤として使われていました。

マジョラムはギリシャ神話の美と愛の女神アプロディーテにむすびつけられ、古くから愛情を深め、幸福をもたらすハーブといわれていました。

緊張を緩和させ、痛みを鎮める働きを持つマジョラムは、入浴製品や、歯磨き粉、口腔・咽喉用の塗布剤、口腔衛生製品に使用されています。

マジョラムの美容効果

マジョラムのインフュージョン(浸剤)のフェイスローショは、肌につやと明るさを与えます。

マジョラムは神経を鎮静させ、心を穏やかにする働きがあり、インフュージョンを湯船に加えて入浴すると、不安が解消され、身体の器官が強化されます。

また、マジョラムには太もものセルライトを除去する作用もあります。

ハーブの手作りコスメで気になる太ももセルライトを除去
美容大国モロッコのハーブを材料にしたセルライト対策の手作りコスメの作り方です。セルライトに効くといわれるハーブがあります。老廃物を排除するフェヌグリークを使ったパック、マジョラムやボリジのハーブのインフューズドオイルルなどのお手入れ法を紹介。

マジョラムの効能

マジョラムは、鎮静作用で知られ、心身の緊張を軽減し、咳や気管支炎を抑えるのにも役立ちます。

また、鎮痛作用もあるといわれ、ストレスからくる肩こり、腰痛、頭痛の改善も期待できます。

歯痛には、つぶしたマジョラムをつけると痛みがやわらぎます。

マジョラムの特徴

マジョラムは草丈30センチほどで、茂って育ちます。細かい綿毛が生えた灰緑色の葉をつけ、初夏に白い花が咲きます。

原産と生息地
地中海沿岸が原産で、中世時代にヨーロッパにもたらされ、急速にヨーロッパ、アフリカの北東、中東、そしてインドまで広がりました。風と寒さに弱く、太陽のサンサンと照る地域に育つ。モロッコなど北アフリカで多く栽培されています。


学名:Origanum majorana L.
科名:シソ科
使用部位:葉と花
開花時期:5月と7月
収穫時期:開花中