南米では昔から、ヤボランジを薬草として用いていたそうです。
ヤボランジは、風邪やインフルエンザ、気管支や消化器の炎症、乾癬、神経症に効果があるといわれています。
美容面では、特に、ヘアケアに適しています。
ヤボランジの煎じ液は、ヘアローションに適していて、アルコールを加えるとより効果的で、育毛を促進し、髪を丈夫にします。
また、脱毛症や抜け毛にすぐれた働きをします。

モロッコ秘伝の抜け毛対策!頭皮ケアで薄毛改善
コロナ禍の影響で抜け毛の相談が増えているそうです。抜け毛の原因のひとつは、運動不足やストレスによる血行不良。抜け毛を防ぐ働きのあるハーブの自宅ヘッドスパはコロナ疲れを癒す効果も。ガスールやアルガンオイルを使ったモロッコ美容の頭皮ケアも紹介。
学名:Pilocarpus pennatifolius
科名:ミカン科
別名:ピロカルプスペンナチホリウス
開花時期:5月末~8月
収穫時期:7月~9月
特徴
ヤボランジは大きな根茎をもつ、高さ40~80㎝ほどの植物。茎は黄緑色で、まっすぐ細長く節があり、自然に折れている。花は緑がかった色。
原産と生息地
ブラジルが原産で、現在では、南米の熱帯気候の地域に生息する。