イスラム庭園9:オスキュラ&アロンソ(マラガ)
旅 2021.02.26
キリスト教国スペインとなった後も、イベリア半島南部は、ヨーロッパとは違う独特の文化を継承していく。
そのヒスパノ・モレスク文化は、近代建築や庭園にも採用されている。
マラガ市役所前に広がる庭園も、そのひとつだ。
マリーナ広場から海沿いに、緑あふれる公園通りが続いている。
この通りと、アルカサルのそびえる小高い丘の間に位置するのが、プエルタ・オスキュラ&ペドロ・ルイス・アロンソ庭園。
樹木の深い緑が、とても印象的だ。

この庭園は、19世紀に造られたが、その後、内乱や戦争で荒廃する。
戦後、アルカサバの修復にともない、公園も昔の姿に再現された。
プエルタ・オスキュラ庭園には、たくさんの種類の植物が育ち、エキゾチックな熱帯植物を見ることができる。
キューバなど外国産の珍しい品種が多いのは、マラガが、新大陸交易の重要拠点だったことを物語っている。

この公園から臨む城砦は、本当に美しい。
また、プエルタ・オスキュラ庭園は、典型的なモレスク・ヒスパノ様式で、樹木を幾何学模様に配置し、すっきりしたデザイン。
四角い池を設け、涼しげな雰囲気を演出している。
カラフルな花は少なめで、それがかえって、地中海の南国ムードを盛り上げているようだ。
公園は、夜遅くまで、人々でにぎわっている。
マラガで生まれ育ったピカソも、ここを散歩したことだろう。
スペインとモロッコは協力し、ヒスパノ・モレスク文化の保護と発展に力を入れている。
1995年には、両国の遺産をテーマにした展覧会が各地で開催され好評を博した。
今後も、新感覚のアンダルシア庭園が、若い世代によって造られていくのだろう。

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