カラクサケマンを漢字にすると、「唐草華鬘」で、日本でも薬草として知られます。
カラクサケマンは昔から、肝臓などのトラブルに用いられてきました。
スキンケア効果も高く、カラクサケマンのインフュージョン(浸剤)は、敏感肌や荒れた肌に特に向き、日常のフェイスローションに適しています。
シミを薄くし、くすみをなくす働きがあるといわれ、透明感のある明るい肌をよみがえらせます。
学名:Fumaria officinalis L.
科名:ケシ科
使用部位:根以外の全草
開花時期:3月~6月末
収穫時期:開花中
特徴
カラクサケマンは、白っぽい直根をもつ一年草。緑色の茎は30~70㎝の長さで、地面付近で横に広がっている。葉は灰色がかった緑色の羽状複葉で、小葉は細かい切りこみが入り、互生する。円状の花は、白からピンクまで色はさまざまで、茎の上部に小さな房状にまとまって咲く。実をつける。
原産と生息地
南アフリカが原産で、アジアやオーストラリアにみられる。草むらや川のほとりに育つ。