クラリセージは、約500もの種類があるセージの一種です。
セージは昔から、長寿を保証する植物といわれ、その名の由来は「salvia」、「救う」からきています。
スパイシーな香りのセージの葉は、西洋で医薬品として用いられてきました。
クラリセージはエストロゲンに似た作用で知られ、更年期の諸症状を緩和し、特に、過剰発汗、のぼせ、寝汗を抑える効果もあるといわれています。
女性の性欲を刺激する働きもあります。
※婦人科系の癌を誘発するともいわれているため、過度の使用は控え、専門家に相談してください
主要成分:
ロズマリン酸、スクレオール、ウルソール酸、ステロール
作用:
強いエストロゲン様/卵巣機能の活発化/過剰発汗の抑制/神経の刺激/副腎皮質の刺激/抗酸化/自律神経システムのバランス調整/コラーゲン保護
適応症状:
性欲増強、不感症/発汗をともなうのぼせ/低エストロゲンによるあらゆる症状/更年期障害/歯茎の収縮、歯の喪失の危険がある顎の衰弱
学名:Salvia sclarea
科名:シソ科
使用部位:花、葉
開花時期:5月~7月
特徴
楕円形で先のとがった葉をもち、白か紫の花をつけます。
原産と生息地
南ヨーロッパが原産で、乾燥した暖かい場所に生息します。